Alice の備忘録

大人の学習帳

私の紅茶入門

私と紅茶の今までの付き合いと、今更ながら本を読んで紅茶入門をした話。

私にとっての紅茶

私にとっての紅茶は、ケーキを食べる時の飲みもの。 ほかには、クッキーやパンを食べる時にも飲みます。 また、食べ物と一緒でなくても、珈琲ほど味が強くなくて温かいものが欲しい時にも飲みます。

本当は、難しい作法があるのかもしれないけれど、家で飲む分には誰も気にしないので、いれ方はその日の気分次第。 私にとっては、緑茶や麦茶、珈琲と同じぐらい、気軽な飲みものです。

よく飲む紅茶

一番よく飲むのは、安価でどこのスーパーでも売っている、日東紅茶のDAY&DAY。お手軽さ重視のティーバッグ。忙しかった頃は、お茶をいれるひと手間でさえ時間が惜しかったですが、ティーバッグならいれるのも片付けも楽で、なんとか飲めました。特別おいしいと思うわけでもないのですが、昔から馴染みがあり、使いやすいので、なんとなく常備しています。

そして、ちょっと贅沢な気分に浸りたい時に飲むのは、NINA'Sのマリー・アントワネットと、マリアージュフレールマルコポーロ。持っているのはどちらもリーフティーですが、ティーバッグタイプもあったようです。

マリー・アントワネットという紅茶は、過去に森アーツセンターギャラリーで開催された、マリー・アントワネット展の売店コーナーで知りました。ピンク色の缶が可愛いです。ヴェルサイユ宮殿のお庭で育てられた林檎と薔薇の花びらが使用されているそうで、華やかな香りがします。

マルコポーロについては、どこかで見た名前だなと気になって、詳細は知らずに買ったものです。甘い果実と花の香りがする紅茶でした。

紅茶について知りたいと思った理由

もともと、紅茶についての知識は、ポットとカップを先に温めておく程度の知識しかありませんでした。 そのため、お湯や茶葉の適切な量などが分からず、毎回適当にいれていました。

たとえ分からなくても、ティーバッグであれば、個包装された一定量の茶葉に対して、コップ1杯のお湯を注げばよいだけなので、味のぶれは幾分か抑えられました。しかし、リーフティーにいたっては、渋すぎたり、薄すぎたりと味がかなりぶれてしまって、何時でも美味しくいれることができませんでした。 美味しくいれられなかった時は、勿体無いいれ方をしてしまったなと、茶葉に申し訳ない気持ちになるほどです。

そこで、そろそろ美味しい紅茶のいれ方を覚えたくなりました。

紅茶の入門書

そうして、私が手にとったのは「はじめての紅茶」という本でした。

紅茶に関する本のコーナーでは、あらゆる茶葉についての解説が細かくされていそうな、大辞典タイプの分厚い本が目立っていました。しかし、まずはライトな入門本をさらっと読んで、簡単なことを知りたかったので、単行本サイズで分厚くもないこの本が、ちょうどよさそうだなと思ったのです。

実際、こちらの本は、紅茶はなんだか難しそう、面倒そうと思っている人でも気軽に楽しめるよう、美味しくいれるための簡単なコツをとても優しく説明してくれているので、私にぴったりでした。このぐらいなら、物ぐさな私にもできそう、やってみよう、と思えました。まさに紅茶への超入門といったところです。 もっとも、すでに紅茶のいれ方や茶葉の簡単な種類を知っている方にとっては、目新しいことは書かれていないと思います。

本を読んで知ったこと

この本を読んだおかげで、ようやくリーフティーでも、目安の量や必要な温度を知り、美味しくいれられるようになりました。

お湯の温度の大切さ

以前は、お湯が完全に沸騰するのを待ちきれなくて、なんとなくもう充分熱いから大丈夫だろうと、途中で火を止めてお湯を注いでしまうことがありました。また、同時に別の作業をしていたせいで、すぐにいれることができず、お湯が沸騰してから少し放置していたお湯を使うこともありました。これは駄目でした。通りで美味しくなかったわけです。

少しだけ専門用語も

他にも、今までなんだか難しそうと思って敬遠していた茶葉の大きさに関するキーワード「FOP」「BOP」「CTC」についても大雑把に理解できました(CTCだけは茶葉の大きさというより製法の名前ですが)。 これらの茶葉の種類によって、かなりざっくりとした分け方ではありますが、ストレートティー向きか、ミルクティー向きかも知ることができます。

紅茶の種類が豊富なカフェにいくと、「オレンジペコ」(OP)という言葉を目にすることがありました。そのたびに、オレンジ味でなく茶葉の大きさだった気がするけどよく分からない……となっていたのが、やっとすっきり解決しました。 本書でも、専門用語だけれど、茶葉を選ぶ時の明確な指針になるので、この3つだけは覚えておいたほうがよいと書かれていました。 確かに、軽く知っておくだけでも、紅茶屋さんやカフェでの紅茶選びが楽しくなりそうです。

「ミルクティー」という飲み物のとらえ方

驚いたのがミルクティーについての話。 そもそもミルクティーはあまり飲まなかったのですが、お店でまれに飲む時は、せっかくの紅茶なんだからと、いつもごく僅かなミルクを垂らすだけでした。たしかに、渋みを楽しみたいならば、このように飲むのも間違いではないそうですが、私は別に渋みを楽しむことを意図していたわけではなく、あくまで紅茶が主役、と思っていたのです。しかし、ミルクティーは「ミルク」が主役でよかったのです。目から鱗でした。

自分で入れる場合、ストレートで飲む時とは茶葉やお湯の配分が異なり、ミルクとのバランスを考える必要があるのですが、本書では、蒸らしと煮出しの2パターンについて丁寧に説明されていました。 過去には、電子レンジで温めた牛乳にそのままティーバッグを浸して、全然紅茶が出なくて失敗した経験があったのですが、作り方が全くなっていなかったことが、今では分かります。

私と紅茶のこれから

先述した手持ちのリーフティーは、どちらも香料つきの紅茶(フレーバーティー)です。そのため、とてもよい香りがするのですが、香水のようで、毎回飲むには派手に感じることがあります。逆に、香料がついていない紅茶は、もっと穏やかで、紅茶本来の繊細で優しい香りと味わいを持っているそうです。その紅茶本来の香りも、茶葉によって多岐に渡るようなので、色々試してお気に入りを見つけていきたいです。